Diary 

2018 / 12 / 09  11:07

幸せホルモンからみる☆子離れがさびしいのはあたりまえ!

15年前の今日、
こんなことがありました^^

 

里帰り出産で函館の実家に帰省していた、
それは寒い寒い冬の早朝。

 

大きくなったお腹の中で
つねったり蹴ったりと
この子は元気だなぁと思っていましたが 笑

 

出産予定日1週間ほど前から
お腹の中のその動きと鈍痛が続き
私は寝不足気味でふらふら(-_-)zzz

 


すごく大きなお腹だったので
予定日2日過ぎて
もう出てきていいんだよーと話しかけていた頃、

やっとおしるしがきました。

 

キ、キタ…

 

明け方まだ暗い中、
ヨロヨロと階段を降り

 

父の運転する車で
お世話になる産婦人科へ。

 

が、

 


猛吹雪すぎて前が見えない 汗


これまでの史上最強の吹雪と記憶しています。

 

しかも父のあんな真剣な顔は見たことがなく、

(この頃の父はいつでも車を出せるように
好きなお酒を一滴も呑んでいませんでした)


道路も雪道の轍で
ゴリゴリのアイスバーンでつるっつるで

 

コ、コワイよー!
無事たどり着けるのかいーー


と、なんとか病院につき朝7時。

 


きっちり10分間隔くらいの陣痛の間に
美味しい朝食が出てくるけど痛くて食べられず
(食事が美味しい産院を選びました^^)

 


体力つけないともたないからと言われ
味もわからず無理くり食べて 笑

 

そのうちに、母が連絡して

朝一便で駆けつけた夫がやってきましたが

 


『空港からのタクシーで見えた
海のけあらしがものすごく綺麗だったんだよ!』

 

 

(*けあらしとは…冷え込みの激しい冬の早朝、
水面に白く立ち上る霜が湯気のように見える現象。
北海道でも限られた地域しかみられないそうです)

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と、やたらに呑気に感動しているのをみて

 

『・・・そんなのいつも見てるわ!』


となぜか戦闘モードの私 笑

 

 

そうだこれから戦場だ!なイキオイ 笑

 

結局、
早朝からのはげしい陣痛と
1週間続いた鈍痛と寝不足ですっかり体力が落ちていて

なかなか赤ちゃんもおりてこれず
もう19時。

 

あんなに痛かった陣痛もどんどん弱まり
どうしたんだろう、大丈夫かな…と
心配でたまらなくなったとき、

 

「翌日まで落ち着かせましょう」

 

と、点滴だったか、注射をすすめられました。

  

『それは、赤ちゃんを眠らせるのかな…』

 

いや、もう少し待ってください

ガンバレガンバレでておいで〜
とお腹に一生懸命話しかけていたら、

またどんどん陣痛がやってきて

 

1時間後の20時に誕生しました^^

 

「お母さんも赤ちゃんもがんばったね!」

 

やっと安心して
ハーーーー…と一息つく間もなく


顔の上をなにかがポタポタ…

 

な、なに?

 

と思っていたら

 

頭の上で立ち会っていた夫が、

泣いていました 笑

 

 

いい話


なんだろうけど、
まだまだ戦闘モードで
すでに母の責任が芽生えている私は

 

「ちょっと!なみだ!落ちてきてる!」

 

今思うと相当ヒドイ話です 笑

 

 

出産時に女性は
幸せホルモンのオキシトシンが
大量に分泌されるそうです


自分の子と認識して
母性が芽生えてくるので


自分の子が誰よりかわいいんだそうです。


だったら、

子どもの成長がうれしくもあり
さびしくもあるのは当たり前。


メノポーズ(更年期)時期にみられる、
『子離れ』からくる
うつに似た症状もふつうのことなんです。

 

ぜんぜん変じゃない。

 

オキシトシンは実は男性だって
分泌されるホルモンだそう。

 

かわいいペットと見つめ合うだけでも
分泌されるオキシトシンは
まさに『幸せホルモン』

 

 

そんなこんなな
15年前の今日。

やっとやっと授かった小さな命

息子は生まれてきました^^

 

今となっては
何を考えているのかわからない思春期。(笑)


会話がむずかしく感じる時がありますが
また大人になったら変わるでしょう!

 


わたしたちも、いろんなカタチで

新しい『幸せホルモン』を見つけていきましょ♡