Diary
幸せホルモンからみる☆子離れがさびしいのはあたりまえ!
15年前の今日、
こんなことがありました^^
里帰り出産で函館の実家に帰省していた、
それは寒い寒い冬の早朝。
大きくなったお腹の中で
つねったり蹴ったりと
この子は元気だなぁと思っていましたが 笑
出産予定日1週間ほど前から
お腹の中のその動きと鈍痛が続き
私は寝不足気味でふらふら(-_-)zzz
すごく大きなお腹だったので
予定日2日過ぎて
もう出てきていいんだよーと話しかけていた頃、
やっとおしるしがきました。
キ、キタ…
明け方まだ暗い中、
ヨロヨロと階段を降り
父の運転する車で
お世話になる産婦人科へ。
が、
猛吹雪すぎて前が見えない 汗
これまでの史上最強の吹雪と記憶しています。
しかも父のあんな真剣な顔は見たことがなく、
(この頃の父はいつでも車を出せるように
好きなお酒を一滴も呑んでいませんでした)
道路も雪道の轍で
ゴリゴリのアイスバーンでつるっつるで
コ、コワイよー!
無事たどり着けるのかいーー
と、なんとか病院につき朝7時。
きっちり10分間隔くらいの陣痛の間に
美味しい朝食が出てくるけど痛くて食べられず
(食事が美味しい産院を選びました^^)
体力つけないともたないからと言われ
味もわからず無理くり食べて 笑
そのうちに、母が連絡して
朝一便で駆けつけた夫がやってきましたが
『空港からのタクシーで見えた
海のけあらしがものすごく綺麗だったんだよ!』
(*けあらしとは…冷え込みの激しい冬の早朝、
水面に白く立ち上る霜が湯気のように見える現象。
北海道でも限られた地域しかみられないそうです)
と、やたらに呑気に感動しているのをみて
『・・・そんなのいつも見てるわ!』
となぜか戦闘モードの私 笑
そうだこれから戦場だ!なイキオイ 笑
結局、
早朝からのはげしい陣痛と
1週間続いた鈍痛と寝不足ですっかり体力が落ちていて
なかなか赤ちゃんもおりてこれず
もう19時。
あんなに痛かった陣痛もどんどん弱まり
どうしたんだろう、大丈夫かな…と
心配でたまらなくなったとき、
「翌日まで落ち着かせましょう」
と、点滴だったか、注射をすすめられました。
『それは、赤ちゃんを眠らせるのかな…』
いや、もう少し待ってください
ガンバレガンバレでておいで〜
とお腹に一生懸命話しかけていたら、
またどんどん陣痛がやってきて
1時間後の20時に誕生しました^^
「お母さんも赤ちゃんもがんばったね!」
やっと安心して
ハーーーー…と一息つく間もなく
顔の上をなにかがポタポタ…
な、なに?
と思っていたら
頭の上で立ち会っていた夫が、
泣いていました 笑
いい話
なんだろうけど、
まだまだ戦闘モードで
すでに母の責任が芽生えている私は
「ちょっと!なみだ!落ちてきてる!」
今思うと相当ヒドイ話です 笑
出産時に女性は
幸せホルモンのオキシトシンが
大量に分泌されるそうです
自分の子と認識して
母性が芽生えてくるので
自分の子が誰よりかわいいんだそうです。
だったら、
子どもの成長がうれしくもあり
さびしくもあるのは当たり前。
メノポーズ(更年期)時期にみられる、
『子離れ』からくる
うつに似た症状もふつうのことなんです。
ぜんぜん変じゃない。
オキシトシンは実は男性だって
分泌されるホルモンだそう。
かわいいペットと見つめ合うだけでも
分泌されるオキシトシンは
まさに『幸せホルモン』
そんなこんなな
15年前の今日。
やっとやっと授かった小さな命
息子は生まれてきました^^
今となっては
何を考えているのかわからない思春期。(笑)
会話がむずかしく感じる時がありますが
また大人になったら変わるでしょう!
わたしたちも、いろんなカタチで
新しい『幸せホルモン』を見つけていきましょ♡