Diary 

2025 / 12 / 09  19:56

12月『肺をうるおす』過ごし方

12月『肺をうるおす』過ごし方

冬に向けてお客さまにお話することが多くなる"漢方養生法"。

漢方養生のお勉強は、2018年私自身の更年期をきっかけに体質を見直したくてはじめたものでした。

いまだになにかあるとその頃の教科書を開き「ふむふむ」と参考にしています。

 

こちらの『肺の強さは皮膚の強さ』とは、今時期の乾いた空気がバリア機能を果たしている肺に大きな負担をかけ、鼻の乾きやのどの痛み、空咳、皮膚の乾燥につながるという

"燥邪(そうじゃ)"という症状から言われています。

 

確かに長い間たくさんの方のお肌を見続けてきて、咳をしがちな方は敏感肌の方が多いです。

(私含みます)

 

もはや私たち大人世代の大敵"乾燥"は外側からだけで補うのは難しい。

 

漢方で言われている『酸甘化陰』という酸味と甘味の組み合わせが身体をうるおすため、季節の果物はもちろんお酢やポン酢を調理で多めに摂取すると良きです^^

 

あと白い食材も肺を養うので

山芋・レンコン・白胡麻・白キクラゲ・百合根・松の実…

 

反対に温まると思って辛いものや刺激の強いものは身体を乾燥させてしまうので控えめに。

 

この「肺を潤すこと」を意識すると基礎体力や免疫力を立て直し、

おのずと"大人女子のうるおう力"を養えますよ。(写真は白きくらげ)