Diary 

2018 / 05 / 11  09:00

女性ホルモンと更年期うつ

更年期とは、閉経前後から女性ホルモン「エストロゲン」の

分泌量が少なくなることが原因で起こります。

 

少なくなっているのにそれでも脳は、

ホルモンをもっと出して」と指令しつづけます。

 

でももう十分な量がないため、脳がオーバーヒートし、

自律神経系の機能が正常に機能しなくなるのだそうです。

 

 

エストロゲン.jpg

 

 

「その辺、同じカラダなんだからなんとか調整してくれない?」

 

と自分に話しかけたくなりますが (笑)

 

脳や身体がエストロゲンの不足を自覚して

症状が落ち着くまでの間を更年期と呼びます。

 

数年から十年程度と

期間は人によって異なるというのも

なんだかモヤモヤしますね。

 

ちなみに『更年期障害』とは、

仕事ができない、眠れない、起きれないなど

日常生活に影響を与えることをそう呼び、

 

まだ軽いと思われるものは

『更年期症状』と呼ぶのだそうです。

 

そして

その症状でとくに盲点となっているのが

 

『更年期のうつ症状』です。

 

 

「更年期のうつ」と「うつ病」はちがうと言われています。

 

 

生理の間はホルモンがでているけど

減ってなくなってくると

 

脳の神経細胞を保護する働きがなくなり

直接関係してくるのが『更年期うつ』とのこと。

 

症状から精神の専門科にかかっても

ホルモンが原因といわれることはまずないそう。

処方された薬から、逆に長引くケースが多いそうです。

 

ひとりで悩まないで、

やはり更年期専門科にかかること、

 

そしてこの期間の、心と身体のケアを大切にすること。

 

 

いろいろなことが重なり、無理もあるかもしれません。

 

でも自分のやりたいこと、喜ぶことを見つけて

折り返し地点で自分を見つめ返せたら。

 

 

そんなふうに考えたいものですね。