Diary 

2019 / 06 / 16  17:23

出来ない自分から得たもの。私の劣等生時代


当サロンはほぼほぼ口コミサロン。

 


「しっかりやってくれる、間違いない」

「今までで一番上手だと思う」

 


などとリピーターさまがお伝えてしてくれているらしく!

 

長年、どれほどやってきていても 笑

エステティシャン冥利につきます。
心から感謝♡

 

 


でもそんな私もかれこれ25年以上ほど前、
大手企業のエステティシャンになりたての頃は

 

なんと技術デビューが一番遅かった劣等生でした!

 

 


当時大手エステの三本柱


・美容電気脱毛(永久脱毛)
・美顔
・痩身

 

 

この3つの技術すべてをトータルでこなす為に
厳しい研修が組まれ

 


まずは一番の専門技術力が問われる
当時主流だった1本1本電気処理していく脱毛の技術が


私は人一倍苦手でした 涙

 

 

 

長い新人研修期間が終わりに近づき
同期が次々と合格していく中、

 

 


…私だけが受からない。

 

 


あの時の

焦りと孤独感

今でも辛い記憶として覚えています。

 

 

 


どうして皆んなが出来るのに
私だけができないんだろう。

 


練習しても練習しても
手が震えて
ぜんぜん合格できない。

 


周りはどんどん次へ進んでいくのに
自分はどうしてこんなにダメな人間なんだろう。

 

 

 

何度も何度も
もう辞めてしまいたいと思いました。

 

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涙しながら練習を重ねて
やっとやっと合格◎

 

 

 

でもその時は、受かって嬉しい!よりも、
その分遅れてしまっている次の技術へ追いつくことに…

必死だったことも覚えています。

 

 


そんなダメ人間が
練習に練習を重ねたその最も苦手だった技術が大得意となり

 

今度は新人研修で指導する立場になります。

 

 

 

そのときは自ら、

一番技術デビューが遅いメンバーの担当を引き受けて合格へ導いていました

 

 


放って置けるわけがありません!

 

 

 

どこが、どうして出来ないのかがわかるから!

 

 

 


そのメンバーが苦手とするところを
どうすれば良いのか、
自分がその立場だったらどうすれば良かったかが
わかるのです。

 

 


これって、


出来なかった劣等生


でなければなかなか気づけないことなんです。

 

 

 

そしてまさに
心の中の声も聞こえるようでした。

 


その子の

泣きたくて辛くて帰りたい気持ち。

エステティシャンになりたくて頑張ってるのに

出来なくて悔しい気持ちが。

 

 


「大丈夫。一緒。私もそうだった!」

 

 


自分も経験して感じたことだからこそ
共感することが出来ました。

 


嘘のない共感が伝わるとき
人間てなんかしらの力が湧いてくるものです^^

 

 


大手エステ会社では技術担当として働いていましたが
この原点はつねに胸の中にありました。

 

 

 

世の中、
じつは『出来なかった人』の方が
いろんなことに強いんじゃないでしょうかね?

 

 

 

一番苦手だったことが、一番得意な技術となった私のその後。

最終的には皮膚科での医療脱毛士になった訳ですから^^
(専門的技術ですでに引退しています)

 

 

 

出来ない自分を経験をした立場からは
誰の、何の問題を解決できるのかがわかるようになります。

 



ちゃんと意味があり

それが今に活きています^^

 

 

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