Diary
出来ない自分から得たもの。私の劣等生時代
当サロンはほぼほぼ口コミサロン。
「しっかりやってくれる、間違いない」
「今までで一番上手だと思う」
などとリピーターさまがお伝えてしてくれているらしく!
長年、どれほどやってきていても 笑
エステティシャン冥利につきます。
心から感謝♡
でもそんな私もかれこれ25年以上ほど前、
大手企業のエステティシャンになりたての頃は
なんと技術デビューが一番遅かった劣等生でした!
当時大手エステの三本柱
・美容電気脱毛(永久脱毛)
・美顔
・痩身
この3つの技術すべてをトータルでこなす為に
厳しい研修が組まれ
まずは一番の専門技術力が問われる
当時主流だった1本1本電気処理していく脱毛の技術が
私は人一倍苦手でした 涙
長い新人研修期間が終わりに近づき
同期が次々と合格していく中、
…私だけが受からない。
あの時の
焦りと孤独感
今でも辛い記憶として覚えています。
どうして皆んなが出来るのに
私だけができないんだろう。
練習しても練習しても
手が震えて
ぜんぜん合格できない。
周りはどんどん次へ進んでいくのに
自分はどうしてこんなにダメな人間なんだろう。
何度も何度も
もう辞めてしまいたいと思いました。
涙しながら練習を重ねて
やっとやっと合格◎
でもその時は、受かって嬉しい!よりも、
その分遅れてしまっている次の技術へ追いつくことに…
必死だったことも覚えています。
そんなダメ人間が
練習に練習を重ねたその最も苦手だった技術が大得意となり
今度は新人研修で指導する立場になります。
そのときは自ら、
一番技術デビューが遅いメンバーの担当を引き受けて合格へ導いていました
放って置けるわけがありません!
どこが、どうして出来ないのかがわかるから!
そのメンバーが苦手とするところを
どうすれば良いのか、
自分がその立場だったらどうすれば良かったかが
わかるのです。
これって、
出来なかった劣等生
でなければなかなか気づけないことなんです。
そしてまさに
心の中の声も聞こえるようでした。
その子の
泣きたくて辛くて帰りたい気持ち。
エステティシャンになりたくて頑張ってるのに
出来なくて悔しい気持ちが。
「大丈夫。一緒。私もそうだった!」
自分も経験して感じたことだからこそ
共感することが出来ました。
嘘のない共感が伝わるとき
人間てなんかしらの力が湧いてくるものです^^
大手エステ会社では技術担当として働いていましたが
この原点はつねに胸の中にありました。
世の中、
じつは『出来なかった人』の方が
いろんなことに強いんじゃないでしょうかね?
一番苦手だったことが、一番得意な技術となった私のその後。
最終的には皮膚科での医療脱毛士になった訳ですから^^
(専門的技術ですでに引退しています)
出来ない自分を経験をした立場からは
誰の、何の問題を解決できるのかがわかるようになります。
ちゃんと意味があり
それが今に活きています^^
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